生まれた時から、将来は長距離選手になるんだ! なんて思っている子どもはいないと思う。 (親が思う場合はあるのかな?)
何かのキッカケがあり、走ることをして、その世界を知り、続けたいと思うから、目の前にある未来への道に悩むんだよね。選択を間違ったら、後で後悔するかもしれない…そんな事も考えちゃうし、思うように早く走れりゃいいけど、続けたい世界の求めるものと、自分の実力や結果が伴わない場合も少なくないだろうし、そうなると、厳しい世界でもあるよね。
なんにでも言える事だとは思うけど、努力=最良の結果 になるってわけでもない。
全中も優勝してます。全国中学駅伝も優勝してます。インターハイも優勝してます。全国高校駅伝も優勝してます。インカレも優勝してます。大学駅伝も優勝してます。オリンピックも… なんて選手はいない。
全中で2冠を達成した選手が、その後、その記録が更新されないまま、なんて事もある。陸上にまぐれはない。なんて言うけれど、BESTを維持し、コンスタントに好記録を出し続けるのは、とてつもなく大変な事なんだと思う。
トップレベルの好記録は、周りの期待値も高く、その記録が、記録会での場合、その選手が大きな大会で結果を出せないと、タイム番長なんてささやかれてしまう。(トップレベルは風当たりが強い)
人間だもの。順風満帆な時ばかりじゃない。不調やケガもある。でも、順風満帆な自分も、不調の自分も、どちらも自分。なのに、どの世界にも言えることかもしれないけど、周りも自分も、順風満帆な時の姿のみを本来の姿と思う。
そう思うことは、悪い事ばかりじゃないんだろうけど、人によっては、順風満帆な自分に酔い、勝手なことを言ったりする。そうなってしまったら、あまりいい事とは思えない。不調の時の自分を認めないで、言い訳ばっかりになったりする。そういう時の、『タラ、レバ、』は悲しい…
より上を目指して真摯に努力を重ねる姿は、人の心を打つ。でもそこには、いつも『自分』という壁が立ちふさがる。


